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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005U3Q

有価証券報告書抜粋 ライク株式会社 業績等の概要 (2015年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費に持ち直しの兆しが見られ、企業収益が総じて改善傾向にある等、緩やかな回復基調が続いております。雇用情勢についても、有効求人倍率の上昇、完全失業率の低下等改善傾向にあり、今後も継続することが期待されております。
その一方で、少子高齢化により労働力人口及び就業者数は減少しており、人材の確保が、成長戦略の課題となっている企業が増えております。特に、消費者に対する説明能力や商品知識を要する販売職や、資格や経験を要する保育・介護職については、人材を確保できるかが、企業の事業継続を左右するものとなっております。
また、ライフスタイルの多様化に伴い、求職者が希望する働き方も多様化しており、企業に対し雇用形態や採用ターゲットの多様化も求められております。
このような状況のもと、当社グループでは、人生のどの段階においても必要とされる企業グループとして、総合人材サービス事業を営む連結子会社のジェイコム株式会社、有料老人ホームを運営する連結子会社の株式会社サンライズ・ヴィラ、保育事業を営む持分法適用関連会社のサクセスホールディングス株式会社の事業拡大に邁進いたしました。
当連結会計年度における売上高は、180億67百万円(前期比20.8%増)、営業利益は4億70百万円(同54.8%増)、経常利益は5億2百万円(同34.4%増)、当期純利益は3億31百万円(同27.6%増)と増収増益となりました。介護施設等の食堂運営を受託するジャパンコントラクトフード株式会社の全株式を2014年8月28日付で譲渡いたしましたが、株式会社サンライズ・ヴィラの入居率の改善が計画を上回るペースで進捗したため、2014年7月11日に発表いたしました通期の連結業績予想についても売上は若干下回ったものの、利益については大幅に上回る結果となりました。
各セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(総合人材サービス事業)
総合人材サービス事業において、ジェイコム株式会社では、業務経験の有無を問わず、全ての求職者様に就業いただけるよう、求人案件についての細かな説明、求人企業への就業条件の交渉、マナー等社会人として必要な基礎研修だけでなく就業先での早期戦力化のための個別研修等を実施し、求職者様と顧客企業とのマッチングの強化に努めました。また、就業後のサポートの強化や、就業先企業に求められるスキル・経験の不足を補うフォローアップ研修の実施等、就業後も働きやすい環境づくりに注力いたしました。
主要マーケットである携帯電話業界において、携帯電話端末の出荷台数は減少したものの、光回線のサービス提供が開始する等、各通信キャリアの顧客獲得活動が活発化いたしました。ジェイコム株式会社では、契約獲得のための販売員及びコールセンター人員の提供だけでなく、新規契約や付帯サービスの獲得が求められる中、携帯電話業界での経験、ノウハウを活かし販売促進業務を受託いたしました。また、通常の就業前後の研修だけでなく、環境に合わせ、商品やサービスの説明力・販売力がある人材が適時就業先でのフォローを行うことで、販売職の経験がない方や多様な就業条件を希望される方を戦力化し、就業いただくことができました。
アパレル業界向けサービスにつきましては、拠点の全国展開による顧客企業からの利便性の高さにより、大手企業や有名ブランド等順調に取引を拡大しております。
保育・介護業界向けサービスにつきましては、サクセスホールディングス株式会社からジェイコム株式会社への人材招聘と、ジェイコム株式会社から株式会社サンライズ・ヴィラへの人材出向、ジェイコム株式会社での両社の採用業務の代行により、効率的な採用が可能となったこと、保育・介護業界ともに業界ノウハウが蓄積されてきたことから求職者の確保とマッチング力が強化され、グループ向けだけでなく、順調に取引社数と業績を伸ばしております。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は125億40百万円(前期比4.3%増)、営業利益9億34百万円(同4.3%増)となりました。
(介護関連サービス事業)
介護関連サービス事業におきましては、株式会社サンライズ・ヴィラの業績向上に注力した結果、計画を上回るペースで入居率が改善し、当連結会計年度における売上高は45億41百万円(前期比100.8%増)、営業損失3億13百万円(前期は2億17百万円の営業損失)となりました。成長のボトルネックである介護士の確保については、ジェイコム株式会社との連携が奏功し、十分な人員配置ができてまいりました。なお、株式会社サンライズ・ヴィラの株式の一部を2014年8月28日付で東京建物株式会社が出資する東京建物・ACAヘルスケア戦略1号投資事業有限責任組合に譲渡するとともに、同日付で株式会社サンライズ・ヴィラは同組合を引受先とする増資を実施し、同組合の同社への所有議決権割合は32.8%となりました。また、株式会社サンライズ・ヴィラの企業価値の向上に専念するため、介護施設等の食堂運営を受託するジャパンコントラクトフード株式会社の全株式を同日付でACAヘルスケア・戦略1号投資事業有限責任組合へ譲渡いたしました。
(マルチメディアサービス事業)
マルチメディアサービス事業におきましては、直営携帯電話ショップ2店舗において、引き続き販売強化に努め、法人顧客へのiPad導入案件も受注した結果、当連結会計年度における売上高は9億85百万円(前期比47.9%増)、営業利益3億10百万円(同2,673.2%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、関係会社株式の取得による支出や、売上増加に伴う売上債権の増加といったマイナス要因がありましたが、税金等調整前当期純利益の計上、入居者増加に伴う受入入居保証金の増加といったプラス要因があったことにより、前期末に比べ2億58百万円増加し、当連結会計年度末は23億33百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は9億77百万円(前期比579.3%増)となりました。この主な内容は、税金等調整前当期純利益の計上8億44百万円、入居者増加に伴う受入入居保証金の増加2億39百万円、法人税等の支払額1億45百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は4億18百万円(前期は2億64百万円の獲得)となりました。この主な内容は、余資資金の運用を目的とした有価証券及び投資有価証券の取得による支出2億17百万円、関係強化を目的とした持分法適用関連会社サクセスホールディングス株式会社の株式取得等による関係会社株式の取得による支出4億14百万円、定期預金の預入れによる支出2億円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は2億99百万円(前期比226.1%増)となりました。この主な内容は、長期借入金の返済による支出6億13百万円、長期借入れによる収入8億70百万円、短期借入金の返済による支出15億42百万円、短期借入れによる収入12億円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05536] S1005U3Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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