有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007UHI
五洋建設株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)
(1)財政状態の分析
当社グループの総資産は、売上債権の回収による現金預金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ12,596百万円増加し、378,766百万円となった。負債については、コマーシャル・ペーパーの償還などにより減少した一方で、電子記録債務や未成工事受入金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ9,008百万円増加し、298,109百万円となった。純資産については、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ3,588百万円増加し、80,656百万円となった。(2)経営成績の分析
①受注の状況
当連結会計年度の当社グループの建設受注高について、前連結会計年度に比べ、国内土木事業においては前連結会計年度に複数の大型陸上工事を受注した反動減などにより官庁工事が減少し、民間工事も減少したため17.5%の減少、国内建築事業においては民間工事は増加したが、官庁工事が減少したため14.6%の減少、海外建設事業においては前連結会計年度に大型工事を受注した反動減などにより63.1%の減少となった。なお、当社単独の建設受注高は、前事業年度に比べ、国内土木事業は19.0%の減少、国内建築事業は15.4%の減少、海外建設事業は60.2%の減少となり、全体では38.6%の減少となった。
②売上高の状況
国内及び海外の売上高が増加し、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ15.3%の増加となった。③営業利益の状況
国内事業が増益となったため、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ67.7%の増加となった。④経常利益の状況
為替差損益等が悪化したものの、営業利益の増加などにより、当連結会計年度の経常利益は前連結会計年度に比べ70.4%の増加となった。⑤親会社株主に帰属する当期純利益の状況
特別損失が増加したものの、経常利益の増加などにより、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ26.2%の増加となった。(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。- 有価証券報告書 抜粋メニュー
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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